出島和蘭商館医として渡来したシーボルトが、文政9年(1826)出島花畑に先学の商館医ケンペル(1690年渡来)ツュンベリー(1775年渡来)の学徳を讃えて建てた記念碑である。 碑文にはラテン語で「ケンペルよ、ツュンベリーよ、見られよ!ここに君らの植物、年ごとに緑そい、花咲きいでて、植えたる主をしのびつつ愛の花輪をささぐるを、ドクター・フォン・シーボルト」と書いてある。三人は出島三学者と呼ばれ日本近代学術の恩人である。 大きな地図で見る